水泳連盟情報
競泳日本選手権

 月刊水泳 抜粋記事  


パンパシ・アジア大会代表決まる 北島・萩原を核に競泳チーム編成

国際競技会競泳代表決まる 北島・萩原らで最強チーム編成パンパシ40人アジア大会34人

 日本水泳連盟では岸記念体育会館でパンパシフィック大会とアジア大会(競泳)代表選手を発表した。6月16日、選手選考委員会(古橋委員長以下10委員)を開き、選考競技会となった日本選手権の成績を基に選出した。
 パンパシフィック大会は選手40人、役員14人の総勢54人、アジア大会代表が選手34人、役員12人の総勢46人である。男子平泳ぎで3種目に優勝した北島康介(東京SC・日体大2年)、女子自由形100、200m、背泳ぎ200m、個人メドレー200mの4種目でチャンピオンになった萩原智子(山梨学院大4年)らを核とする強力布陣となった。
 両大会代表チームの監督は青木剛競泳委員長(常務理事)が務め、ヘッドコーチには上野広治競泳委員(日大豊山高)が就いた。
 全種目にエントリーするため両大会とも大チームとなり、パンパシフィック代表の内訳は男子21選手、女子19選手。アジア大会代表は男子20選手、女子14選手となった。選手の大部分が五輪、世界選手権、パンパシフィック、アジア大会の国際競技会を経験している。
 男子バタフライの近藤優(セントラル・順天堂大3年)、女子自由形の柴田亜衣(鹿屋体育大2年)、山田香(筑波大3年)、背泳ぎの安部智絵(筑波大1年)、バタフライの矢野友理江(イトマンSS・住吉第一中2年)、個人メドレーの藤田紗和美(KONAMI・須磨学園高3年)の6選手はパンパシフィックのみの代表、残りの34選手は両大会に出場する。
 チームの最年長は24歳の山本貴司(イトマンSS・近畿大職員)、市川洋介(富士水泳協会)、錦織篤(ミキハウス茨城)3選手。最年少は女子バタフライでパンパシフィック代表に選ばれた矢野友理江の14歳である。
 第9回パンパシフィック水泳競技大会横浜2002の日程は8月24〜29日までの6日間、場所は横浜市の横浜国際プール。第14回アジア競技大会は競泳9月30日〜10月5日/飛込10月8〜13日/水球(男子)9月30〜10月8日/シンクロ9月30日〜10月2日の日程で開かれ、開催地は韓国・釜山。

勢いぞろいした代表チーム

主力選手・ヘッドコーチのコメント


メダルを獲ってアテネ五輪へつなげたい

 山本 貴司 アトランタ、シドニー両五輪、福岡の世界選手権に出場させてもらい、私なりにがん張ってきたつもりですが、メダルには縁がありませんでした。目標を失った時期もありましたが、福岡の世界選手権で再び目標を取り戻すことができました。パンパシでメダルを獲得し、アテネ五輪でのメダルにつなげたいと思っています。
 日本選手権では以前とは違い、後輩選手の追い上げが激しく緊張の連続でした。しかし、「若手には簡単には負けられない」と自らに言い聞かせてきました。初めて代表チーム入りした選手が多いので、選手間のコミュニケーションに気を配り雰囲気のよい、戦うチームをつくることができれば成績は付いてくると考えています。

手応えがあるので世界新を意識してレースに臨む

 北島 康介 順調に来ていたので日本選手権では、もう一つ上の新記録を狙っていました。パンパシでは強力選手がそろっているので厳しい戦いになるでしょうが、手応えは悪くありませんでしたので、世界新記録を意識してがん張ります。

自分のレース、自己ベストでパンパシのカベを突破したい

 三木 二郎 大会前の調子はよかった。もっとタイムが出ると思っていましたが、個人メドレー200mで準決勝、決勝とタイムを上げることができて満足です。経験した国際競技会ではカベの厚さを十分ほど知らされました。今度こそは……の気持ちはあり、自分のレースを行ってベストを出したい。東京SCで北島君と一緒に練習していますが、日々、刺激を受けています。

選手権の反省を生かし、4種目ともメダル争いに絡みたい

 松田 丈志 日本選手権の自由形400、800mは満足のいくレースでしたが、1500m自由形は積極性に欠け、精神的にひ弱いところがありました。この反省を生かし4種目とも決勝に進出し、メダル争いに絡みたいと思います。

水泳が楽しい。チャレンジの姿勢を忘れないよう

 萩原 智子 シドニー五輪を終えてから考えることが沢山あり、体調も優れず練習に集中できない面がありました。しかし、今回の日本選手権は自然体で大会に臨むことができ、初めて水泳を楽しみました。タイムもまずは満足できるものが出て喜んでいます。すべてのレースでチャレンジの姿勢を忘れないようにしたいものです。

リズムが出てきた!大幅な記録更新で結果を出したい

 山田 沙知子(短水路日本選手権で世界新記録を出した)4月あたりから泳ぎにリズムが出てきました。400、800、1500mの3種目で日本記録を大幅に更新するつもりです。五輪、世界選手権では結果が出ていませんが、今回のパンパシでは満足のいく成績を残したい気持ちでいっぱいです。

時間は十分ではないが、各自が課題を持つことが大切だ

 上野 広治ヘッドコーチ 標準記録突破者の人数が昨年に比して大幅に増えました。これは日本水泳界のレベルアップを示すものと受け取っています。日本選手権を観て印象に残ったのは、多くの種目に出場してタイムを出すタフな選手が出てきたことで、心強く感じています。昨年の世界選手権では20の日本新記録をマークしましたが、パンパシでも20以上の日本新を記録したい。それがパンパシの好成績につながると思います。パンパシまで十分な時間とは言えないでしょうが、各自が課題を持って練習に取り組むことが重要と考えます。

 

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